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世界三大オイルのひとつ椿油の紫外線対策の効果は?

ヘアケアで有名な椿油。世界三大オイルの一つに数えられており、実は日本では奈良時代からヘアケアにとどまらず様々な用途で使われています。その中でも、紫外線対策に効果的なのはご存知でしょうか?

普通オイルというと、油やけによって日焼けを悪化させてしまうのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし今回ご紹介する椿油は紫外線を通さないだけでなく、紫外線による肌のダメージや紫外線を受けてしまった時のアフターケアにも有効なため、日焼け対策にとってもお勧めです。

意外と知られていない?日焼け止めの副作用

意外と知られていない?日焼け止めの副作用
紫外線対策には欠かせないものはもちろん日焼け止めですよね。1年を通して使用している方も多いのではないでしょうか?しかし意外と知られていないのが、日焼け止めによる副作用です。肌に直接塗るものだからこそきちんと選びたいところ。椿油による紫外線対策の効果が気になりますが、その前に日焼け止めによる副作用にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

皮膚呼吸ができない

皮膚呼吸ができないまず一つ目は、肌に密着しているため皮膚呼吸ができないということです。日焼け止めはこまめに塗りなおして使用するため、長時間肌呼吸ができない状態を作ってしまうことになります。

甲状腺の低下を招く

甲状腺の低下を招く二つ目は、日焼け止めに含まれる化学物質による副作用です。一部の化学物質により甲状腺の低下を招く恐れがあります。それにより疲労感、髪の艶が失われるなど様々な要因を引き起こしてしまうのです。人によってはアレルギーを引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

肌を傷つけてしまう

肌を傷つけてしまう三つ目は、日焼け止めを落とす際に肌を傷つけてしまいやすいということです。日焼け止めには強力なクレンジング剤が必要になります。それによって肌を傷めてしまうため、結果肌にダメージを与えてしまいます。

副作用を解決するのが椿油

このように残念ながら、私たちが使用している日焼け止めは良いことばかりでないだけでなく、使い方を誤ると肌にダメージを与え続けてしまいます。しかし、実はそんな日焼け止めによる副作用の悩みを解決してくれるのが、今回お勧めする椿油なのです。

椿油による紫外線防止効果

椿油による紫外線防止効果
では椿油の紫外線に対する効果を見ていきましょう。まず紫外線には紫外線A波、紫外線B波、紫外線C波があります。紫外線A波はUV-Aと呼ばれ、肌の奥まで入り込み長時間にわたってシワや肌のたるみの原因となる紫外線です。サンタンと呼ばれ、弱い日焼けを指します。

紫外線B波はUV-Bと呼ばれます。こちらは一般的に言われる日焼けの原因となる紫外線です。夏に多くなるこの紫外線は、長時間浴びることで肌が真っ赤に焼けてしまいます。こちらはサンバーンという日焼けで、アフターケアを怠ってしまうと、シミやそばかす、さらには皮膚がんの原因となります。紫外線C波はUV-Cと呼ばれる紫外線で、こちらはオゾン層によってほとんど地上には降り注ぐことはありません。

そして、椿油は中でも紫外線B波(UV-B)を防ぐ効果があり、シミやそばかすの防止に効果的なため、紫外線対策にお勧めと言えるのです。

オレイン酸が紫外線によるしわ、たるみを防止する

オレイン酸が紫外線によるしわ、たるみを防止する
肌は日に焼けると水分が失われ、乾燥が始まります。また、皮脂の分泌量は年齢とともに減少し、皮脂が不足すると紫外線などの刺激を受けやすくなります。その結果、さらに乾燥しやすくなり、しわやたるみができてしまいます。
椿油に多く含まれるオレイン酸は肌に優しく優れた保湿効果があるため、そのようなしわやたるみの原因となる乾燥を防いでくれるのです。

また、オレイン酸は極めて酸化しにくいという特徴があります。通常化粧品に含まれる油は紫外線等により非常に酸化しやすく、それによって新陳代謝の低下やコラーゲンの破壊など肌にダメージを与えてしまいます。しかし、椿油は成分の80%以上が酸化しにくいオレイン酸で構成されているため、油分の酸化による肌のダメージを防ぐことができます。普通オイルは油やけという日焼けを悪化させてしまう作用もありますが、この酸化しにくいという性質上その心配ありません。

さらに私たち人間の肌も実は40%がオレイン酸でできています。そのため、オレイン酸を多く含む椿油は最も人間の肌に近い油であり、浸透性が高く肌になじみやすい、理想的な皮脂バランスを保ってくれる働きがあります。

このように、椿油は紫外線の侵入を防いでくれるだけでなく、オレイン酸の持つ保湿力によってしわやたるみの防止に効果的です。

椿油の効果的な使い方

椿油の効果的な使い方
椿油で効果的に紫外線対策をするには、日焼け止めの下地として椿油を塗っておくといいでしょう。椿油は薄く伸ばして塗るだけでべたつかず高い保湿効果があります。そのため、日焼け止めの下地として塗っておくことで、紫外線の侵入を防ぎながら、日焼け止めによる副作用から肌を守り、さらにきれいな肌を保ってくれます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?紫外線から守ってくれるだけでなく、肌の状態を良くしてくれる椿油。最近ではココナッツオイルやオリーブオイルなどが注目され、オイルブームとも言えますよね。その中でも、今回ご紹介した椿油は日本でも古くから使われており、万能薬ともいえるほど様々な効用があります。ぜひ皆さんも椿油を使った紫外線対策で、きれいな白い肌を手に入れてみませんか?

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