女性の憧れるスタイルとして、グラビアアイドルをあげる人も多いんじゃないのでしょうか?すらりとした脚とキュッと引き締まったウエスト、それでいて豊かな女らしいバストは女性の理想がギュッとつまっていますね。
とはいってもグラビアイドルも何も努力せずにそのスタイルを維持できる訳ではない様です。一般人よりも体重やスタイルキープに関して厳しい業界で、少しでも体型が崩れてしまうと仕事にも影響を受けてしまいます。実際にそれで仕事が減る事もあり、まさに死活問題なんですね。
Hカップのバストを誇る田代さやかさんも体型をキープする事ができずに、グラビの仕事が減少してしまった事のある芸能人の一人です。そんな彼女が2012年にテレビで行ったダイエット方法で、1ヶ月でマイナス5kg減に成功しました。
デビュー当時の田代さやかさんは身長154cm、体重43.5kgというスタイルでした。それがストレスや暴飲暴食をした結果、48.3kgまで体重が増加してしまったんですね。約5kgの増加ですが、身長が154cmしかない田代さやかさんにとっては、結構大きな数字だと言えます。
でも、154cmで約48kgというと一般の感覚では、そんなに太っているというわけではありませんよね。本当に肥満体重であれば、実は5kg落とすことはそんなに難しくありません。しかし、48kgから1ヶ月で5kg落とす事は決して簡単とは言えないでしょう。
実際に田代さやかさんの身体を詳しく測定すると体重も体脂肪率、脂肪量ともに平均、もしくは平均を下回っているという結果に。一見痩せるひつようはないんじゃないの?と思いますが、グラビアイドルの彼女が目指すのはモデル体重なんですね。
しかも、グラビアイドルとして再起するには必要以上にギスギスしたスタイルになってしまったり、バストから落ちるようではいけません。そんな難しい条件付きで、田代さやかさんはどうやってマイナス5kg減に成功したのでしょうか。
その1ヶ月に渡るダイエット記録を詳細に見ていきたいと思います。
目次
ちなみにモデル体重って?
モデル体重とは身長(m)×身長(m)×IBM値18で導き出される数値です。田代さやかさんの場合、この値が約43kgという事で1ヶ月でマイナス5kg減を目指す事になりました。
現代女性は、一般的に肥満体重の方は少なく標準体重に収まっている事がほとんどです。でも、女性が理想とするスタイルや体重はこのモデル体重が基礎となっています。ですから身体を壊さずに無理なくモデル体重に近づける田代さやかさんの行ったダイエット方法は、スタイルキープに余念のない現代女性の参考になるでしょう。
田代さやかさんの1ヶ月ダイエットのやり方は?
田代さやかさんの基本的なダイエットのやり方は、食事改善がメインとなっていました。これは、女性に多い皮下脂肪が多い洋なし体型の方にも向いているダイエット方法です。
まず最初の5日間は、油をつかった料理や糖を含んだ食事を徹底的に排除します。油や糖をたつことで、皮下脂肪のつきにくい身体へとチェンジしていくのです。
最初の5日間が過ぎたら、毎日3食の内容をスマホなどで写真を撮りながら記録します。この点は、レコーディングダイエットと同じだと言えるでしょう。自分が1日の中で何をどれくらい食べているのかを知る事はダイエットにおいて大切なことなんですね。
また食事改善に加えて自宅でもできる簡単なエクササイズを並行して行います。皮下脂肪タイプ向きのエクササイズとしては、適度な筋肉をつけて脂肪を燃焼できるようなものが向いています。
食事の食べ方が大切
最初の5日間は、油を使った料理や糖質を排除しなくてはいけません。でも、その後はダイエット中という事を意識しつつも炭水化物などの摂取もOKになります。ダイエットにはNGと言われている白いごはんだって食べられるんですよ。
ですが、いつもと同じように何も考えずに食べてしまうとモデル体重を目指す事はできません。ではどうすればいいのでしょう。それは食べる順番を考えて食事を摂るだけでOKなんです。
このダイエット方法の肝はまさに、食べる順番にあるんですね。最初に口にするのは生のものが基本となります。例えばサラダやフレッシュフルーツ、またお刺身などですね。生物がなければ、おひたしや蒸野菜などの野菜料理を食べましょう。
次が汁もの、お味噌汁やスープなどの水分が多く温かいもので満腹感を高め食べすぎを予防するのです。そして汁ものの次がタンパク質です。お肉やお魚、卵料理や大豆食品など良質なタンパク質を含むメニューを摂取します。そして最後に食べるものが、皮下脂肪を蓄積させる原因ともなってしまうライスやパン、麺などの糖質となるのです。
また注意点としては、上記にあげた内容の食事は一品ずつ完食するという事です。例えばサラダの後にお味噌汁を食べるわけですが、サラダ・お味噌汁・サラダ・お味噌汁…というように交互に食べたりしてはいけません。
こうした順番で食べる事によって、食後の血糖値の上昇を抑えて脂肪の蓄積を防ぎ、ダイエットに効果を発揮してくれるのです。
効果的なエクササイズ方法は?
テレビの中で食事改善と同時に田代さやかさんが行っていたエクササイズを紹介します。
体幹を鍛えるエクササイズ
両手を床につけ、膝を胸につける様にしゃがみます。その体勢のまま両足を軽くジャンプするように後ろに移動させ伸ばします。また両足をぴょんと同時にもとの位置に戻し、最初の体勢に戻りましょう。素早く両腕をあげ万歳をした状態でジャンプします。これを繰り返すことで、体幹を効率的に鍛え、脂肪が燃焼しやすい身体を目指せるのです。
タオルを使ったエクササイズ
フェイスタオルの両端を残して両手で持ち、そのまま腕を頭の上に上げます。腕をあげたままウエストを右にひねり膝を軽く曲げ、腕を伸ばしたまま下ろしタオルで足首に触れましょう。膝を伸ばし腕を頭上にあげ、もとの体勢に戻ったら今度はウエストを左にひねり同じはじめと同じ動きをしましょう。この左右のエクササイズを繰り返します。
体重がなかなか減らないそんな時は?
ダイエットをしていると、頑張っているつもりなのに体重が落ちにくくなる停滞期が訪れることがあります。そんな時には、落ち込んだ代謝にショックを与える爆発の日を作ってあげると効果的なんです。
この爆発の日は、何を食べてもOK。ダイエット中に控えていた揚げ物や甘いものもがっつり食べる事ができます。もう、お腹いっぱいで入らない!そんな状態になるまで食べてしまってもいいんですよ。今までのダイエットの努力が無駄になってしまいそうですが、でも大丈夫。これで停滞期から脱出して、また体重を落とす事ができるんです。
実際に田代さやかさんも、体重の停滞に悩み爆発の日をもうけていました。もちろん食べた次の日は体重は、1.6kgも増量していたのですが…その翌日はなんと努力しても落ちずにいた体重が約3kg近くも落ちて、爆発の日の前より1kg落とす事ができていたのです。
爆発の日はダイエット中、2~3週間に1度ほど設けると効果的。これにより代謝に一度ショックを与え、代謝を活性化させる事ができるというものなんですね。
こういった爆発の日があれば、ダイエット中でも食べる喜びを感じる事ができるでしょう。
まとめ
これにより田代さやかさんは1ヶ月で目標のモデル体重まで減量する事に成功しました。元々決して太っているわけではない彼女がモデル体重まで落とすのは簡単ではありません。それでもたった1ヶ月で身体に負担をかけず、女性らしいスタイルをキープしたままダイエットに成功する事ができてのは、食べる順番と停滞期を乗り切る爆発の日にポイントがあると言えるでしょう。運動は無理をせず、家庭でもできるエクササイズで適度な筋肉をつけてあげると良いですね。