ヨーグルトは身体や美肌に良い食べ物の代表選手!と言っても過言ではありません。年齢に関わらず、ヨーグルトを意識して摂取しているという方は多いのではないでしょうか?ヨーグルトがこんなにも人気があるのは、様々な有益な効果をもたらしてくれる乳酸菌をたっぷりと含んでいるからですね。
でも、そんなヨーグルトの効果をもっと高める方法があるんです。それがホットヨーグルト。今回はホットヨーグルトの美肌効果に焦点をあてて、その働きについて詳しくみていきましょう。
目次
ホットヨーグルト>冷たいヨーグルト!?その理由は
普通ヨーグルトは、冷蔵庫に入れて冷やして食べるものですよね。もちろんそれが身体に悪いという訳ではありませんが、そのまま食べるよりもヨーグルトを温めることで下記の様な嬉しい効果が追加されます。
①身体を温めて腸の働きが良くなる
①カルシウムの吸収率がアップ
③乳酸菌が活性化される
④安眠効果
ヨーグルトにはもともと腸内環境を整える等の効果がありますが、ヨーグルトを温めてホットヨーグルトにする事でこうしたメリットの恩恵を受ける事ができるのです。
気になるホットヨーグルトの作り方
さて、そんな気になるホットヨーグルトは、お金をかけずに誰でも簡単に作る事ができます。
材料
水・・・大さじ1~2
はちみつ・・・大さじ1~2
ホットヨーグルトの基本的な材料はこの様になっていますが、はちみつの代わりにオリゴ糖を使っても構いません。
作り方
清潔な耐熱容器にヨーグルト、はちみつ、水を全て投入して電子レンジ(500W)で40秒ほど加熱します。電子レンジの種類によって時間は調整する必要がありますが、目安としては人肌程度の38度~40度を目指してください。
ヨーグルトは温めると酸味が出てしまいますが、はちみつやオリゴ糖を加える事で飲みやすくなるだけでなく、はちみつやオリゴ糖は善玉菌の餌になってくれるのでホットヨーグルトの効果をアップさせてくれるために役立ちます。
ホットヨーグルトで美肌に!
実は熱に弱いとされる乳酸菌ですが、40度程度で最も活性化するという事が分かっています。更にそこに乳酸菌の餌となるはちみつやオリゴ糖を足す事で、より腸内環境を整える事ができるのです。
よく、便秘になると肌荒れの関係が示唆されますが、それは本当の話です。腸の環境が、肌の状態を現すと言っても大袈裟ではありません。その理由は、腸内環境が悪くなると、増殖した悪玉菌が発生させた毒素が血液から吸収され、臓器に負担をかけてしまうのです。すると、身体の免疫力や代謝が落ちて最終的に肌にまで影響が出てしまうんですね。
いくらスキンケアを頑張っても解消されないニキビやアトピー、その他の肌荒れは免疫力の低下や代謝機能が衰えた事による結果の可能性もあります。だからホットヨーグルトで上手く腸内環境を整える事は、美肌にも繋がっていると言えるのです。
また、腸内環境が整えば美肌に良いと言われるビタミンなどの栄養素を効率的に吸収する事も可能になります。こうした事もホットヨーグルトが美肌に効果的と言われる所以ですね。
ホットヨーグルトと青汁でダイエット効果も
ダイエットが目的の場合は、フルーツ青汁をホットヨーグルトで割って飲むというやり方があります。ダイエットをサポートする青汁と美肌効果のホットヨーグルトを同時に飲むことでより健康的にダイエットすることができます。
参考記事:
GENKINGさんも愛用!芸能人やモデルが飲んでいるフルーツ青汁とは?
ホットヨーグルトの効果的な摂取方法
ホットヨーグルトは寝る2時間前に
ホットヨーグルトは腸の働きが活発になる夜に摂取するのが効果的。PM10:00~AM2:00が腸のゴールデンタイムだそうですから、その2時間前に食べるのが最も効果的だと言われています。この時間帯に摂取することで、安眠効果もアップして質の良い睡眠を取る事もできます。質の良い睡眠は美肌に欠かせませんから、ここでもホットヨーグルトは美肌に役立ってくれているんですね。
一ヶ月おきに種類を変える
ヨーグルトを食べ始めた頃は、お通じが調子いいと自覚しますが、続けて行くと効果が薄れた、又はなくなったことありませんか?それは腸の慣れが理由です。ホットヨーグルトに使用するプレーンヨーグルトは1ヶ月おきに種類を変えるのがおすすめです。こうする事で腸の慣れを防ぎ、いつでも高い効果を実感する事ができます。
美肌にはホットヨーグルトパックもおすすめ!
ホットヨーグルトというと、口から摂りいれるものと決めつけていませんか?実は、ホットヨーグルトを使ったパックも美肌にはとっても有効なんですよ。そこでホットヨーグルトパックの作り方も紹介します。
材料
小麦粉・・・小さじ1~2
はちみつ・・・小さじ1~2
作り方
①清潔なお鍋にヨーグルトと小麦粉を入れて、沸騰するかしないか程度の火の強さでかき混ぜながら5分煮ます。
①その後火からおろしはちみつを加え、火傷しない程度に冷ましたホットヨーグルトパックを顔に塗り10分程たったら洗い流し、そのままスキンケアを行ってください。
食べるホットヨーグルトとホットヨーグルトパックの違いは加熱する温度です。上記でも触れましたが、食べるホットヨーグルトは、乳酸菌が一番活性化する人肌程度の温度にするのがポイント。
でも、直接お肌に塗布するホットヨーグルトパックは、乳酸菌を死滅させる事がポイントになります。乳酸菌を熱で死滅させると、糖鎖(とうさ)という乳酸菌生成物質が生まれます。この糖鎖には、肌細胞を元気にする効果がありニキビ・肌荒れ・アンチエイジングにも効き目があります。是非、週に1~2回を目安にホットヨーグルトパックを行ってみましょう。
ホットヨーグルトまとめ
ホットヨーグルトは食べても、そして肌に塗っても美肌作りにぴったり。食べるホットヨーグルトは、乳酸菌を活性化させる事で身体の中から美しい肌へと導いてくれます。また、ホットヨーグルトパックは、乳酸菌を加熱して死滅させる事で生まれる糖鎖が肌を直接元気にしてくれるので、即効性に優れています。
内側からも外側からもホットヨーグルトを取り入れる事で、隙のない美肌を目指す事ができますね。